副題

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2016年10月26日水曜日

長期自転車旅行の旅の要素技術 - 異文化対応能力 1/2

自転車旅行に必要な旅の要素技術の異文化対応能力の解説 です。


自分が捉えている枠組み、家族や地元、学校や職場といった枠の内側は自分なりに勝手を知り、当たり前のことを当り前と思い、その場の一般的なことを常識として捉えてます。
そして、自分が認識している属性から離れ、普段の活動領域から遠くなるにつれて、勝手が分からず、自分が思っている常識が通じず、自分にとり当たり前の世界ではなくなってきます。一般にこのような状態になると、寂しさや戸惑い、不安を感じます。
自分が捉えてる枠組みとして国境のように明確な場合もあれば、非言語表現の積み重ねを捉えたような不明瞭な場合もある。
このような自分が捉えている世界から離れることは、同時に、今までにない新しい世界に入って行くことになります。ここで自分なりに新しい世界で気分を高揚させながら、今迄知らなかったことを知り、新しい友人や知人を作り、自分なりに活動領域を広げていくと、自分の世界が広がり大抵の人は自然と喜びを感じます。


これは自分が捉えている枠組みを離れ、新しく広がりのある枠組みを構築することですが、新しく広がった枠組みを自分自身で把握できず、新しい地での属性や活動領域を築けなければ、前の枠組みから離れた感情だけになり、寂しさや戸惑い、不安を感じることになります。※


旅の場合、これらの感情は離愁や旅愁と表現される場合があり、旅という行為は自分の属性を離れるが故に、それ自体に愁いを内包していると言えます。その為、この愁いに対抗するように、新しい旅先では自分の世界が広がっていくのを積極的に捉え、新たな地へ進むことに喜びを感じるようにします。


この自分の世界を広げ、新たな枠組みを捉えよう、把握しようとする積極性は旅好きだと大抵は自然と備わってますが、この際の原動力として好奇心、探究心を持つと自然と新たな世界に興味が湧き、楽しみながら新たな枠組みを捉えることができます。


そのため、旅を楽しむ上ではこの好奇心、探究心が基礎となります。この基礎としての好奇心、探究心を持ち、自分なりに旅行中の様々な現象を捉えようとすれば、自分が受け入れることができる文化の幅は大幅に広がり、楽しみながら世界を巡ることができます。
木の胴には燃料用の牛糞ケーキが貼られている。
好奇心の連鎖が起きれば飽きることなく旅が続く。
(撮影地 インド)

※人によっては日本の環境が合わず、日本出国の際は開放感であふれ、寂しさや戸惑い、不安をあまり伴わない方が現実にはそれなりにおり、人によっては日本を去るのが開放感しか感じない方もいるようです。この開放感は開放されると達成され、次の目的が曖昧な場合は、時が経てば自分の枠組みや居場所を再認識し、上記の寂しさや戸惑い、不安といった感情に近くなると思います。