2017年1月27日金曜日

SURLYの【LONG HAUL TRUCKER】と【 CROSS CHECK】がモデルチェンジしました。

【ロングホールトラッカー】
ロングホールトラッカーでは新色のCloudy Lagoon色がカーキパンツに替わり新登場です。

ロングホールトラッカーではあまり見かけない明るい色になってます。今までの色が渋めで躊躇われてた方、いかがでしょうか。
パーツの大きな変更点ではブレーキがカンチブレーキからVブレーキに変更になってます。

このCR720 カンチブレーキ⇒M730 Vブレーキへの変更、ブレーキ部分の構造だけを比べると約2倍の力でリムを挟むことができ、制動力が向上しています。

フレームは変更なくそのまま。現在市販されてるフレームの中で、荷をつけて長距離を走る目的では一番のフレームです。

【クロスチェック】
クロスチェックでは新色のMule Mug色がドリームタンジェリンに替わり新登場。

Mule Mugはモスコミュールというカクテルを入れる、銅製のマグカップから引用されてるそうです。銅色です。
クロスチェックはエンド幅が132.5mm 、ロードとマウンテン両方のハブが取り付け可能です。チェーンを張る引き代もありシングルスピードにも対応してます。

色々と自転車をいじってみたい方、ロードかマウンテンかシングルか迷われてる方、始めての一台にいかがでしょうか。

フレームのみの購入も可能でフェーシング、タッピング等は無料で行います。

現在、代理店に【LONG HAUL TRUCKER】Cloudy Lagoon色、【 CROSS CHECK】Mule Mug色、完成車・フレーム共に42cm~54cmは在庫が御座います。

これから春に向け、暖かくなる前に自転車の準備を始めてみてはいかがでしょうか。

御来店、お待ちしております。


2017年1月23日月曜日

ビード箇所の裂け修復

前々回のブログでビード箇所の裂け修復について述べましたが、ちょうど裂けてたタイヤがあったので修復してみます。

タイヤは約6,000km走行し、気付かないうちに裂け、いつどのように裂けたか不明です。裂け口を見ると何か擦ったような跡がありそれが原因かもしれません。

このタイヤの空気圧は Min 3.0bar-Max5.0bar ですが、以下の写真では全て4.0barで入れてます。
裂け具合

修復前に空気圧4.0barを入れるとチューブが膨れて見える。
実際に使用してた時はこれより低い圧で使用し、ここまでチューブは見えない。

破裂しないか気になる状態。このまま走行するのは怖い気がする。

該当箇所のチューブ側にパッチを貼る。

パッチの箇所が裂け目にくるようにする。
空気を入れると膨らむが多少は抑えられている。

補強され多少は膨らみが抑えられる。

一番小さいのを使用したが大きいほうが補強になる。

デンタルフロスを使用し修復。厚地用の針は100円ショップで購入。
現地で探すより日本で買ったほうが、探す手間がかからないかもしれない。
旅行中に裁縫道具はテントや衣類、バッグの修復にそれなりに使用する。

末端は剥き出てるワイヤーに結んだ。
試しにパッチの箇所からずらしてはめてみる。

微妙に膨らんでいるものの十分修復されてる感じはする。
十分な修復具合でしばらくは走行可能。

今度は、パッチの箇所ではめてみる。

あまり変わりないが少しは膨らみが抑えられてる気がする。

見た感じ十分な修復で、耐久性もそれなりにある気はする。
実際にはパッチの貼り付けで宿やテント場までしのぎ、着いたら上記のように縫って補修し、新規タイヤを手配するか購入することになると思います。その間は、この状態で走ることになるのではないでしょうか。



2017年1月19日木曜日

サーリー ロングホールトラッカー完成車 バーテープ サービス

バーテープは色々ありますが、自転車旅行で一番おすすめなのがフィジークのパフォーマンス タッキー3mmです。これは非常に丈夫、力いっぱい引っ張っても千切れません。グリップ力もあり、握った感じも良好です。

このフィジークのパフォーマンス タッキー3mm、当店オリジナル完成車でも採用しています。

色は下の写真の黒、青、緑、赤と白、黄色があります。当店オリジナル完成車をご指名の際はバーテープの色を選択下さい。
当店オリジナル完成車サーリー ロングホールトラッカー151,000円(税抜、ペダル、キャリアー、サイドバック別)

そして、現在 店頭にあるサーリー ロングホールトラッカー完成車の以下の3台にこの一番おすすめのバーテープ、フィジークのパフォーマンス タッキー3mmを無料でサービス致します。

フレームサイズ50cm カーキパンツ
フレームサイズ52cm  黒
フレームサイズ54cm  黒

以下、完成車とバーテープの組み合わせです。参考にして下さい。

注意: 下の写真のバーテープは、組み合わせの見本で仮に巻いたため、洗濯バサミで固定しています。
 
 
 
 

これらの完成車  定価172,500円(税別、ペダル、キャリアー、サイドバック別)は値引きとVブレーキへの交換も行っております。詳しくは電話かメールで問い合わせ下さい。

お問い合わせ、御来店、お待ちしております。


2017年1月16日月曜日

タイヤ破損の対応と現地購入の注意点、それと予備タイヤについて

前々回にタイヤの現地購入について述べましたが、それに関連し自転車旅行時のタイヤ破損の対処方法と現地購入の注意点、それと予備タイヤにつて少し記しときます。

◎タイヤ破損の対処
破損は・走行面とサイドの裂けと・ビード箇所の裂けが代表的で、どちらも裂けた箇所の修理とチューブの膨れを防ぐのが対処方法になります。

・走行面とサイドの裂け
走行面とサイドの裂けでは裂け目を塞ぎますが、代表的な修理用品にPARK TOOL のタイヤブート(税抜590円)があります。これを事前に準備しておけば安心かもしれません。ない場合でもガムテープや厚紙、チューブの切れ端等、身近にある裂けの広がりを防ぎ覆って塞げる物はなんでも利用し塞ぐようにします。

それと、裂けたタイヤだけでなくチューブへの対処も重要です。チューブがその箇所で膨れないよう、通常のパンク修理と同じようにチューブ側を特定しパッチを貼ります。裂け目が大きい場合、大きめのパッチや複数のパッチを貼り、膨れを防ぎ裂け目から出ないようにします。
タイヤの裂けた所を塞ぐだけでなく、チューブの膨れを抑えるようにする。
写真はユーラシア大陸横断時にイランで補給を受けたシュワルベマラソンのXR(旧モデル)、
走行距離約16,000kmの状態、チェコで撮影。

・ビード箇所の裂け
ビード箇所の裂けの原因は、鋭利な物で傷つけてしまうのと、タイヤレバーで同じ箇所を繰り返し無理な力をかけたとか、空気圧が高すぎるためと言われてます。

しかし、同じようにレバーを使った箇所で同じような空気圧でも、ビードの裂けが必ずしも起きる訳ではないので、ビードの強度に多少のばらつきがあるようです。いずれにしろタイヤ交換時は一定の丁寧さで行い、空気圧は適切な圧にするのことが、裂ける可能性を低くする方法のようです。

裂けた場合は一般に縫って修復します。修復すればしばらくは走行可能で、縫い糸にはデンタルフロスや釣り糸を使うと丈夫に補修できます。それと、このような補修全般に言えることですが、早めに補修しておけば破損箇所の広がりが抑えられるので、早めに対処するようにします。
ビード箇所の裂け。
これに限らず、補修は早めにすればするだけ拡大を防げる。
※話は変わりますが、通常のパンク修理でパッチに接着剤付きのがありますが、店主が10年程前、実際に使用した際に各々大体3,000kmの走行で、使用した全てのパッチに空気漏れが現れました。近年の物はどうか不明ですが、通常のゴムのりを使用したほうが間違いはなさそうです。

◎現地購入の注意点
タイヤが破損した際、上記の修復方法である程度は走行可能にし、その間に郵送を手配するか、そのまま走りきるか、現地で購入するかを検討します。

現地購入で途上国等、品揃えの悪い国の場合、品質にばらつきがあることを考慮にいれなければいけません。現地流通品(中国製、メキシコ製、ブラジル製等)はビードの品質が特にばらつきがあるみたいで、はめるのに異常に苦労する話や、ビードが緩くなるのか3日目で走行中に外れ使用できなくなった話があります。

対策としては町を離れる前に試走したり、今まで使用していたタイヤ、大分使い古し補修箇所があるタイヤであっても取っておくようにし、捨てるのはしばらく走った後、現地購入品を見定めてから捨てるようにします。その点、名の知られてるメーカーの中古品であれば、使用可能が実証済みなので、一つの購入候補と考えていいと思います。

◎予備タイヤについて
タイヤの予備を持って行く必要があるかどうかですが、基本的に26インチであれば持って行く必要はないと思います。

定評あるシュワルベのマラソンプラスだと1万km以上は通常走破可能なので、ルートにもよりますが、区切りの良い都市で新しいタイヤを購入したり手配するようにすれば、予備タイヤ無しでなんとかなると思います。

念のために持って行きたい方やルートが僻地のみで事前に予備を持参したい方には、折り畳み可能なタイヤをおすすめします。タイヤを荷台にくくりつけて走るのは、タイヤの形状から持ち運びしにくいのが実際で、取り扱いにも手間がかかります。

折り畳み可能なタイヤはメーカーカタログ等に「フォールディング」と記載されてますので、それらから選択すればいいと思います。
折り畳めないタイヤは持ち運びにくく、取扱いに手間がかかる。
写真はアラスカハイウェイ南下時に念のため購入したスパイクタイヤ。
スパイクタイヤは結局使う必要性を感じず、ホワイトホースで人に譲る。

2017年1月7日土曜日

前後歯数と26インチ・700Cの組み合わせの違い

前回のブログの補足説明で表を作りました。仕様選定の参考にして下さい。
表の上が軽い組み合わせで下へ行くほどペダルの踏みが重たくなる組み合わせです。
最右欄の「必要な力」は後輪接地点に10Nの力で前進する状況で、この値より強くペダルを踏むと前へ進む計算値です。数値は前後 組み合わせの比較のためと捉えて下さい。
一番上の軽い組み合わせ10.07から、一番下の組み合わせ14.88を比べると約1.5倍の力が必要になるということです。

この表はロードと比べたり、健脚な方にとっては軽過ぎると感じると思いますが、前回も説明した通りフルパッキングで連日走行、異国の環境、体調不良等の要素を加味し、余裕のある旅になるようにと考えてます。

店の方針として可能なだけ多くの方に自転車旅行を楽しんで頂きたいと考えており、体力のない方でも自転車旅行ができるような提案をブログではしています。体力に余裕のある方は大げさに聞こえるかもしれませんが、そのような方針であることを御理解下さい。


尚、当店のフレーム組みを御相談頂ければ、行き先とお客様の体力、予算から最適な自転車を組み上げます。どうぞ、御利用下さい。

※ホイール径の違いの追加情報ですが、ジャイアントのカタログによると重量比較で29インチは26インチと比べ、12%重くなり、加速性能で29インチは26インチと比べ、3.5%悪くなるそうです。



2017年1月5日木曜日

26インチと700Cどちらがいいのか。

フルパッキングの自転車旅行の場合、26インチと700C、どちらがいいのか書いときます。

検討項目は◎直径比率・体格体重差・乗り越え能力と◎入手性があり、結論を述べると、人にもよりますが今のところ26インチのタイヤが自転車旅行には適してます。

※ETRTO(エトルト)とはEuropean Tyre and Rim Technical Organisationの略でビード径(mm)を表す規格です。

◎直径比率
26インチのETRTOは559mmで、700Cは622mmです。単純計算すると約1割違います。実際の走行ではタイヤの外径が影響しますが、単純な比較の為ここではETRTOでの比較とします。

この直径比の違いは同じギア比だと、26インチのほうが700Cと比べ約1割、軽い踏み込みでペダルを回せます。これは荷を積んだフルパッキングで峠越えをした場合、26インチの方が坂道で押し歩きの機会を少なくすることができます。

押し歩きは自分の体重を足で支えなければならず、通常走行のサドルで体を支えた状態より大きな労力を使います。そして、経験があれば分かると思いますが、急な坂の場合は腕への負担もかなりのものになります。路面に砂がかかってる場合などは横滑りをし、押し歩きさえ困難になります。
押し歩きは労力が数倍上がる移動方法、路面によっては押し歩きに苦労する場所もある。
(撮影地 ジョージア)
このような困難な押し歩きを避けることが、フルパッキングの自転車旅行では一つの重要課題になります。その為、ギヤ比とタイヤ経比で最大限に踏みを軽くする機材の選定が重要事項の一つになります。

これは、日本のような良好な環境下にいるときの脚力から選定するのではなく、長旅での疲労、衛生環境や山岳走行での体調悪化も考慮に入れ機材選定をするようにします。それにより、体調不良や疲労困憊な状況でも行動可能な機会が増えることになります。

それと、山岳地帯は大抵雄大な風景で、日本にはない景色が広がっています。走破するだけで一杯一杯の状態ではなく、可能な限り余裕が生まれる機材選定をしたほうが、風景を楽しめる機会が増えることになります。
連日のフルパッキングの走行、日本にないスケールの大きさ、体調不良等を考慮した機材選定が重要になる。
(撮影地 ペルー、ナスカ~クスコへの道)
・体格体重差
自転車走行は体格、体重が大きいとそれだけ有利なペダリングが可能になります(特に平地では)。正確には動力・体重比率で、フルパッキングの場合は動力・体重荷物全量比が参考になります。

欧米メーカーのアドベンチャーバイクに700Cが採用されているのは、欧米人の平均的な体格、体重が大きいことが理由の一つだと思います。それと、積荷をそれ程想定していないのもあると思います。

日本人の平均的な体格と体重を考えると、大きい人は別として、フルパッキングの自転車旅行では先述した理由で26インチのほうがいいのではないでしょうか。たとえ欧米人のように体格が大きくても26インチのほうが楽に走れるのは変わりないので、26インチのほうが適してると思います。

・乗り越え能力
ホイールの直径が大きい程、乗り越え能力は高まるため、26インチより700Cホイールのほうが乗り越え能力が高まり、効率よく快適に走行することができます。

ロードのように空気圧が高めで、高速走行だと少しの凹凸でも乗り越え能力が影響します。一方、荷を積んだ自転車旅行の場合、時速15km前後といった低速で、リム打ちパンクを防ぎ快適性を保つため、空気量がありクッション性のあるタイヤを採用しているので、乗り越え能力の影響は少ないです。また、MTBと違い自転車旅行では、乗り越え能力やトラクション性の多少の違いが走行に与える影響は小さいです。

その為、26インチと700Cを比べた場合、少しの差の乗り越え能力の違いよりも、踏みの軽さや次の購入のし易さのほうが選定要素としては優先されるのではないでしょうか。

◎入手性
タイヤが修復不能になった時、本格的に使用する良質なタイヤは郵送してもらい、その間に現地で代替的に購入し、走行できるかどうかが入手性になります。700Cと比べ26インチのほうが今のところ入手性はいいようで、途上国では少なくとも700Cよりは入手性がいいのは確実のようです。
ヨーロッパでは、定評あるシュワルベ マラソンプラスが比較的容易に手に入る。
左側の使用したのは走行距離約15,000km
(撮影地 フィンランド)

しかし、この状況は変わっていく可能性があります。26インチが普及したのは、かつて26インチMTBが全盛期の頃、中古車が途上国へ普及し世界的に26インチの入手性がよくなった経緯があります。

現在MTB界では29インチ、27.5インチが主流で欧米の競技志向の店では26インチは扱ってないところもあると聞きます。この流れが将来的にどの程度途上国へ普及していくのかが今後の判断材料になります。

現地での流通が将来的に変わる可能性はありますがまだ先の話で、変わったとしても26インチが全く入手できなくなるのは考えられません。また、踏みの軽さ等を加味した場合、体格や体重に恵まれた方は別とし、フルパッキングの自転車旅行では26インチが最適なのは変わらないのではないでしょうか。

以上が結論として、フルパッキングの自転車旅行の場合、人にもよりますが今のところ26インチの採用が最適になります。


2017年1月3日火曜日

染谷翔さんの「自転世界録」PDFダウンロード版の案内

前にブログで紹介し、店主が個人的にファンの染谷翔さん、コミックマーケットに出展した同人誌の「自転世界録」がPDFダウンロード版(全27ページ)で購入できるそうです。

染谷さんは現在サラリーマンで忙しく毎日を過ごされてます。この「自転世界録」はそのような長期休みが取りにくいサラリーマンの、短期の海外自転車旅行の実践例になります。
海外の自転車旅行をやったことがなく未知の領域と感じられる方や、中国の青海湖周辺への自転車旅行を検討されてる方の参考になるのではないでしょうか。

※「自転世界録」の追加情報になりますが、「自転世界録」には飛行機輪行にダンボール箱を使う方法がまとめられ参考になりますが、自転車に傷が付くリスクを容認すればラッピング輪行という方法もあります。店主は自転車世界一周時に7回ラッピング(ゴミ袋)輪行を行いましたが特に問題はありませんでした。これだとリスクはありますが、ダンボールを集める手間やダンボール分の重量が抑えられます。染谷さんのブログ内でも紹介されてるので参照してみてはいかがでしょうか。


2017年1月1日日曜日

明けまして、おめでとう御座います。

明けまして、おめでとう御座います。
旧年中は大変御世話になりました。
本年も、宜しく御願い申し上げます。

自転車見聞店 店主 似里裕司

新年は1月2日から営業しております